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みんなのためのADRセミナー開催報告

2020年8月29日、「みんなのためのADRセミナー」を実施いたしました。このセミナーは、専門家のみなさまにADRの基本である対話促進型調停技法のエッセンスに触れていただくことと、ADR先進国であるアメリカでのADRの実際を学ぶことを目的として実施いたしました。

講師には以下のお二人をお迎えし、zoomにて実施いたしました。


<入江秀晃先生>
東京大学大学院農学研究科の修士課程を修了された後、三菱総研に就職。業務の関係でADRに出会い、魅せられてしまった結果、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程を修了され、現在は九州大学法学研究院准教授としてADRをはじめとする調停理論をなどを教えておられます。
<尾崎としえ先生>
アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスで離婚事件の調停人として長年経験を積まれ、アメリカで数少ない日本人調停人として現在も活躍されています。ADR機関の立上げにも関わられました。昨年はJAAの国際家事調停人研修で講師を務められたほか、東京・大阪で、ハーグ条約事案の調停人・弁護士に対する研修の講師を務めておられます。

専門家向けADR研修をこのような大規模で実施できたことは、コロナ禍ならではのzoomによるオンラインセミナーにしたことで、九州やロサンゼルスから素晴らしい講師のお二人にお願いできたからであり、まさに「禍を転じて福と為す」となりました。
今回は、弁護士、行政書士、カウンセラー、家事調停委員、ADR事業者、区議の先生など様々な専門家のみなさまにご参加いただくことができました。今後も、ADR業界が皆様のお役に立てるよう、定期的にこのような専門家向けセミナーを実施したいと考えております。

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